人生適当!〜ADHDがなんぼのもんじゃい〜

24歳で発達障害が発覚。ADHD+双極性障害。特技はペットボトルのキャップを閉め忘れて鞄の中を大洪水にすることです!

24歳、発達障害でした。

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ブログを開設してみました。初めまして、ルロ崎(るろざき)と申します。

何を書いたらいいのかわからず、とりあえず自己紹介!

 

ルロ崎 女  雪国育ち

販促デザイナー、イラストレータ

旅行とカメラが好き

恋愛興味なし!(強がり)

 

さて、まあ私はこんな感じの、どこにでもいる普通の独身女なんですが、どうして心機一転ブログを始めたかと言うとですね、

 

 

 

 

 結論から述べますと、

昨日、発達障害と診断されました。

 

 

 

ブログ開設に至る経緯

…えと!まず!気になる点はあるかと思いますが最初に、ブログを始めたいと思いたったのは別に今日の話ではなくてですね、前々からやってみたいという考えはあったんです。そのきっかけとなったのが、私の友人であるてらまいさんのブログ。

 

www.teramai.net

 

幼稚園からの長い付き合いのてらまいさん。

私はてらまいさんのブログの購読者なのですが、まあ読んでて楽しい。学生時代は毎日顔を合わせていたけど、社会人になった今会う機会はめっきり減っている。直接会えない分、ブログという形で友人の近況を楽しく見させてもらう、というのが私の楽しみになっています。

 

私もブログやってみたい!やってみたいけどネタがない!

 

だって毎日仕事仕事仕事仕事だから!!

 

女子大生の休日に食べるようなキラキラしたスイーツ!

大自然に囲まれて暮らすアウトドアな日々!

秒で億を稼ぐテクを知る有能ビジネスマン!

東京の男を虜にする一流キャバクラ嬢

 

そういった、ブログ映えのする生活が私にはなかったのです。

ブログのネタにすらならない平々凡々な女だったと悲泣。

 

 

 

そんなこんなで平凡に過ごしていた私に、ある一言がかけられたのです。

 

 

医師「発達障害の傾向が強く見られますね。」

 

 私「ホッホッホwwwメリークリスマス!!!!」

 

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当時の私の脳内イメージ カンパ〜〜イ!卍!とりまスノろ〜!

 

 

そう、24年生きてきて、初めて自分が発達障害者だと知った日なのです。

これ、私平々凡々じゃないんじゃない!?これをネタにいろんな事を発信できるんじゃない!?私にも個性があるじゃん!そうだこれだ、発達障害だ。大人の発達障害者として日々をネタにしてやろう!

 

これがブログ開設のきっかけです。

ハッピーバースデーブログ。ハッピーバースデー発達障害と知った私。

 

 

 

 

 

大人の発達障害とは 

発達障害とは、生まれつきの脳機能の発達のアンバランスさ・凸凹(でこぼこ)と、その人が過ごす環境や周囲の人とのかかわりのミスマッチから、社会生活に困難が発生する障害のことです。

人間誰しも、得意なことや不得意なことがありますが、その中でも発達障害のある人は、得意なこと不得意なことの差が非常に大きかったり、他の多くの人と比べて違った物事の感じ方や考え方をしたりすることが多くあります。そのため、勉強や仕事の理解や進め方、注意の集中や持続の偏り、対人関係でのすれ違いなど、生活に支障をきたしやすいのです。

発達障害を理解する上での難しさは、その障害が見た目からは分かりにくいことにあります。本人は悪気がなく行動しているつもりでも、「衝動的でわがままだ」「人の話を聞けない変わった人だ」などと誤解を受けたり、「本人の努力不足」や「親のしつけの問題」などと誤った解釈や批判を受けたりすることも少なくありません。

本人と周囲の人がお互いの違いを理解しながら、凸凹ゆえの困難さが起こりにくくなるような環境を調整し、本人の得意な行動や特性を生かした過ごし方ができるような支援が大切です。

 

 

 

…まあよく分かりませんね!私はわからないです!

図解でみるとこんな感じです。

 

 

 

発達障害とは?発達障害の分類・症状・特徴・診断方法はどのようなもの?の画像

発達障害の種類と概念図
Upload By 発達障害のキホン
 
 
 
発達障害」はつまり総称で、
そのうち私は 注意欠陥(欠如)・多動性障害 通称ADHDに該当します。
 
 
ADHDの主な症状に関しては下記をご覧ください。

ADHDとは?|どんな症状なの?|大人のためのADHDサイト

 
 
 
 
 
 
 

いざ発達障害の診察へ

私は自分で精神科に行きました。思い当たる節があまりにも多かったからです。

ここに書ききれないほど思い当たる部分しかなかったからです。
 
 
仕事でミスが多くなり、最近は毎晩泣いていました。
どうして言われた通りにできないんだろう?
どうして同じミスばかりするんだろう?
どうしてすぐに忘れちゃうんだろう?
どうして働いているんだろう?
どうして生きているんだろう?
 
そんな毎日でした。
本気で死を選ぼうか考える日でした。自殺方法だって脳内で練ってました。
 
 ふと、「発達障害」という単語が、頭の中の「死にたい」という語群から顔をだしてきたのです。コンニチワ!
 
私がミスばかりするのは、もしかしたらちゃんとした原因があるんじゃないか?
思い悩まずにすむ解決策があるんじゃないか?
 
そう思い、涙をこすってカラッカラの声で精神科にすぐ問い合わせをしました。
思えばこの衝動的行動もADHDあるあるですね。
 
 
 
 
それから一ヶ月。猛暑の中精神科へ!
 
自分が今までに辛かった事や困った事、これってもしかしておかしい?と思った事を全部箇条書きにしたメモを先生に見せて診察スタート。
 
1時間は話したと思います。その半分くらい家族についての質問でした。
あれ、悩んでいるのは私自身なのに家族の事めっちゃ聞くじゃん…と疑問に思っていました。後になって気づいたのですが、発達障害は遺伝するのが多いらしいです。
なので、家族に精神疾患の方がいないかどうかの質問をたくさんされてきました。
現に、私には何らかの精神系障害を持つ家族が数人います。
 
それを知って先生が「遺伝性の発達障害の可能性が高いですね。」と仰っていました。
 
 
それ以外にも幼少期の話や得意科目、趣味など、これお見合いなの?って感じの
質疑応答が終わり、最終的にADHD双極性障害の可能性が高いとの診断を受けました。
 
発達障害につきものなのが二次障害。そのうちの一つが双極性障害
発達障害に対して悩み、自分を悲観して鬱になる。
まさに私はマニュアル通りの患者なわけですね!
 
 
病気は治るものが多いですが障害は治りません。
一生お付き合いしていかないといけないものです。ですが私は医師に直接発達障害です、と言われ、ショックというより正直安心しました。
 
今まで私が困ってきた事、周りに迷惑をかけてきた事、それら全てに意味があると知り、心から安堵しました。これで医師に健常者です、と言われたら私はやっぱりただのだらしのない怠け者なのだろうかと返って鬱になりかねませんからね…。
 
24年分のもやもやが少しだけ晴れた気がしました。
 
 
 
 
しかし、診断をされただけでは生活は変わりません。
私はADHD用と双極性障害用のお薬を処方されました。
飲んだからといって完治しません。緩和する程度です。それでも藁にもすがる思いで、これから先うまくお付き合いをしていこう、そう思った日でした。
 
 
しかしこれはあくまで初診。
これからも通院し、数ヶ月後には心理検査が控えています。
医師が「発達障害の可能性がある」と仰るのも、現時点で断言できない為です。
発達障害そのものが断言するにあたって明確な定義がありませんからね。人の数だけ症状がありますし。より精密に検査して改めてADHDという診断が下されるわけです。
 
私が行った精神科の医師は、私が持参したメモを見て「酷いくらいADHDの症状ですね!断言してもいいでしょう!ほぼそうです!立派!」なんて笑ってました。そう、笑ってくれるくらいが丁度いいな、と思い私もつられて笑いました。
 
 
 
 
 
 

24歳、発達障害者としての再スタート

 人生って本当に予測不可能ですよね。

だって最近まで自殺志願者だった私が人生再スタートの位置にいるんですよ。

新しい自分に会えたような日でした。気分が上がったのか帰りにスタバによってしまうくらい。まあ紙袋の中でこぼしたんですけど(本当こういう所がADHDだなあと思う)。

 

しかしここは現代社会。

社会人としてどう自分の障害と向き合うべきか考えねばなりません。発達障害ということを免罪符にして「いや私発達障害なのでできません知りません」といばりたくない。今まで通りの生活をしていく上で今後、このADHDというものがどう働くのか、そういった日常をこのブログを通して、備忘録がてら発信していけたらいいかなあと思います。

 

誤字脱字があっても多少許してください。私ADHDなんで!(早速免罪符にする)

 
以上を持ちまして!はじめのご挨拶とさせていただきます!
これから気ままに更新していけたらなあと思います!
 
 
 
 
今日、行きたい銀行を素通りしてしまったルロ崎